スペック解析における用語解説

スペック解析における用語を、実際の機種のスペックを例に解説いたします。

ボーダーライン持ち玉比率
実質継続率平均連荘数
平均出玉大当り比率
期待出玉確変ベース
トータル確率電サポ比率
期待大当り回数大当り誤差
期待収支
CR地獄少女FPWを用いた計算例

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ボーダーライン
●理論上、損益分岐点(収支±0)となる250個あたりの回転数のこと。

当サイトでのボーダーライン
通常時確率分母 ÷ 期待出玉 × 250

持ち玉比率
●電サポ非作動時に消化した総回転数のうち、持ち玉(手数料なしの貯玉を含む)での回転数の割合のこと。
●等価交換店以外で現金を使って遊技した場合、交換率によるギャップが発生するため、ボーダーラインは上がります。しかし、持ち玉や貯玉、あるいは出玉共有などで持ち玉比率が高くなると、交換率によるギャップが発生しないためボーダーラインが下がることになります。

持ち玉比率(%)
持ち玉で回した電サポ非作動時の回転数 ÷ 電サポ非作動時の総回転数 × 100

実質継続率
●確変継続率に時短での引き戻し率を加味した実際の継続率のこと。

実質継続率
確変継続率 +(1−確変継続率)× 時短引き戻し率)

平均連荘数
●実質継続率から算出した平均連荘数のこと。

平均連荘数
1 ÷ (1−実質継続率)

平均出玉
●大当り1回分の出玉をヘソ、確変潜伏中、電サポ中のそれぞれのラウンド振り分けから計算した出玉量のこと。ただし、電サポ中の増減や確変潜伏中の消費量も加味する必要があります。

平均出玉
大当り平均出玉 − 電サポ中の出玉の増減 − 確変潜伏中の消費量

大当り比率
●平均連荘数のうち、ヘソあるいは電サポそれぞれの大当りに占める割合のこと。

ヘソ大当り回数
平均連荘数 × 大当り比率(ヘソ)
電サポ中大当り回数
平均連荘数 × 大当り比率(電サポ)

期待出玉
●初当り1回あたり(初回大当り〜確変・時短終了まで)の平均獲得出玉のこと。
●ヘソ、確変潜伏中、電サポそれぞれの平均の大当り回数にそれぞれの平均出玉をかけた合計が期待出玉となります。

期待出玉
ヘソ大当り平均出玉 + 確変潜伏中平均出玉 ×(ヘソ大当り回数−1) + 電サポ中平均出玉 × 電サポ中大当たり回数

確変ベース
●電サポ作動中の打ち出し個数に対する戻り個数の割合のこと。

100個打ち出し
100個戻り
ベース100
80個戻り
ベース80
120個戻り
ベース120

トータル確率(分母)
●メインとなるラウンド1回分の出玉で必要な回転数のこと。

トータル確率(分母)
メインラウンドの出玉 ÷ 期待出玉 × 通常時の確率分母

電サポ比率
●通常時の1回転に対する電サポ回転数の割合のこと。
●電サポ比率が高いほど、電サポ中の玉の増減に影響を受けやすくなるため、電サポ中の技術介入度が高い機種ほどボーダーや期待出玉に影響を与えます。
期待大当り回数
●通常時および確変潜伏中の総回転数で、確率順当(スペック通り)に大当りした場合の計算上での大当り回数のこと。

期待大当たり回数
通常時(確変潜伏時含む)の総回転数 ÷ トータル確率(分母)

大当り誤差
●実際の大当り回数と期待大当り回数との差のこと。

大当り誤差
実際の大当り回数(メインラウンド換算値) − 期待大当たり回数

期待収支
●通常時の回転数および潜伏確変中の回転数で、確率順当(スペック通り)に大当りした場合の計算上での収支のこと。

誤差収支
大当り誤差 × メインラウンドの平均出玉 × 1玉あたりの換金率(円)
期待収支
実収支 − 誤差収支


例:CR地獄少女FPW(藤商事)
スペック
大当り確率
1/99
確変確率
70%
時短回数
20回転

ボーダーライン
99 ÷ 1421 × 250 = 17.4回転/250個
注)サイトにより時短抜けの残り保留を直前大当りの時短として処理しているサイトもありますが、データカウンターの数値から絶えず残り保留分を差し引く作業が必要となるため、当サイトではあくまでのスペックどおりのボーダーラインを算出しています。
また、ボーダーラインを求める際に使用した大当り中の出玉量は
・右打ち機種 表記出玉の概ね80〜95%
・左打ち機種 表記出玉の概ね60〜75%
の出玉量を使用。
また、確変時短中の増減は概ね100個打ち出しに対して80〜90個の戻り(ベース80〜90)として算出しています。

実質継続率
時短引き戻し率
1−{(はずれ確率[98/99])^(時短回数20)}=0.1838
実質継続率
0.7+(1−0.7)×0.1838 = 0.7551(75.51%)

平均連荘数
1 ÷ (1−0.7551) =4.083連
注)サイトにより、出玉なし大当りや潜伏確変を含まない実質出玉あり継続回数を掲載している場合があります。

平均出玉
各ラウンド振り分けとそれぞれの出玉量より計算します。
【ヘソ】
大当り/出玉
振分
出玉量
15R確/1050
0.5%
5個
6R確/420
30.5%
128個
突確/0
潜確/-350
39%
-136個
6R通/420
30%
126個
平均出玉
123個
【確変潜伏】
大当り/出玉
振分
出玉量
15R確/1050
0.5%
5個
6R確/420
30.5%
128個
突確/0
39%
0個
潜確/-350
6R通/420
30%
126個
平均出玉
259個
【電サポ】
大当り/出玉
振分
出玉量
15R確/1050
0.5%
5個
6R確/420
51%
214個
突確/0
10%
105個
潜確/-350
6R通/420
30%
126個
平均出玉
445個

大当り比率
平均連荘数
ヘソ
電サポ
初回
潜伏
4.08連
1回
0.39回
2.69回
大当り比率
24.5%
9.6%
65.9%

確変ベース
確変ベースがボーダーラインに与える影響
CR地獄少女FPWのボーダーラインを例にすると…

ベース100
期待出玉 1421個 17.4回転/250玉

ですが、次の大当りまたは時短抜けまで平均100個打ち出しをしたとして、

ベース800
期待出玉 1349個 18.3回転/250玉

ベース120
期待出玉 1497個 16.5回転/250玉

と、確変ベースが変わると期待出玉、ボーダーラインはこのように変わってきます。特に高交換率店あるいは等価交換店などではスルーを締めることで確変ベースを下げて営業されるホールも多いですので、確変時のベースに注意してください。

トータル確率
メインとなるラウンドを6R/出玉420個として、
420 ÷ 1421 × 99 = 29.3
となります。
では、このトータル確率はどのように使うのか…

本来、ボーダーラインは台ごとで出玉性能や時短中の増減などにより異なってきます。また、トータル確率は出玉の増減により変化しにくい(多少の増減はあります)性質ですので、メイン出玉1回分の出玉量での回転数を確認することで、ボーダーライン以上の台か、そうではないかの判断ができます。

【メインラウンド1回分の出玉】
<トータル確率以上の回転数>
ボーダーライン以上の台
<トータル確率以下の回転数>
ボーダーライン以下の台

また、今自分が打っている台の本当のボーダーラインはメインラウンド1回分の出玉量がわかれば簡単に計算することができます(パーソナルシステムなどの出玉計量システム導入店ならばなお簡単)。

今自分が打っている台の
本当のボーダーライン
トータル確率 ÷ メインラウンド1回分の出玉 × 250

例えば
6Rの大当り1回分で本来420個のところ、370個しか出玉が獲得できない場合の本当のボーダーラインは、

29 ÷ 370 × 250 = 19.6回転/250玉

となります。

期待収支
では、トータル確率を使った応用編として下記条件での期待収支の計算をしてみます。

通常時(潜伏時含む)回転数
700回転
総投資
10000円
大当り(6R換算)
30回
(15R大当たりは6R2.5回として換算)
最終出玉
4800個
(実収支+9200円)
交換率
25玉交換(等価)
回転率 17.0

前段階の期待大当り回数と大当りの誤差、誤差収支を求めると、

期待大当り回数
700 ÷ 29 = 24.1
大当り誤差
30 − 24.1 =5.9
(理論大当たり回数より5.9回分大当りが多い)
誤差収支
5.9 × 420 × 4 =9912円

となり、期待収支は…

期待収支
9200 − 9912 = ▲712円

つまり、収支ではプラスだが、台レベル自体は決してよくないレベルの台でした。
…ということがわかります。
パチンコの収支は長時間打てば打つほど、それまでに積み重ねた期待収支に近くなります。


以上長々と解説させていただきましたが、皆様のよりよいパチンコライフにご活用いただければ幸いです。

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